【旅行記】純セレブ巡礼の旅7日目〜8日目 最終日
4月6日 旅7日目 悪天候
本日名古屋に帰るつもりだったが、暴風雨のため船が欠航になってしまった。
どうしようかと思っていたら、岩田珈琲店の堀田さんのご好意で、もう1日泊めていただけることになった。ありがとうございます。
とはいえ、この悪天候では外出もままならない。「平さんの棚田を見に行ってほしい」と言われていたが、今回は行けない。
残念。
一日ヒマである。なにやろうかな。
そこへ糸島からホームステイに来ていた高校生から
「ひじきの袋詰めを手伝ってもらえませんか?」
「もちろん(ヒマだし!)」
ひじきの袋詰めだ!
岩田珈琲店から歩いて3分ほどのところに袋詰めの作業場があった。
すでに3人が作業中であった。
レクチャーを受け、私も袋詰めを開始する。
祝島は海産物の宝庫である。特に海藻類はひじきや天草、わかめがよく採れるという。
特に乾燥ひじきの製法が独特なので、紹介する。
「祝島の綺麗な海で育ったひじきを若芽のときに
祝島マルシェより引用 https://hartland.jp/hijiki.html
刈り取り、鉄の大釜でじっくり炊きあげ、島の浜風と天日で干しました」
美味しいポイントが満載である。
ひじき袋詰め作業=世間話もする時間
作業中は世間話タイムでもある。旅行や留学生のこと、島の生活のことなど、話題に事欠かない。
その流れで私が毎日あずき寒天を作って食べていると言ったら、
「あずき寒天って材料は何?」と尋ねられた。
「粉寒天ですが・・・」と答えると
「それは本物の寒天じゃないよ〜本物の寒天を食べさせてあげるわ」
本物の寒天とは
3時になり、おやつの時間。
早速食べさせてくれたのが
天草から煮出したところ天である。
なんと、1時間ほどの昼休憩中に、天草を煮込んで冷やして作ってくれたのだ。
食べてみると、ツルツルしてコシがあり、海の香りがする。まさしく海の幸を食べている感じが強い。
比べると、確かに粉寒天では海を感じることはない。
しかもつけ汁は生カボスをベースにしたお手製のポン酢醤油である。これまたとても美味しい。
ご馳走様でした。
さて仕事仕事
手伝いのお礼として、ひじきとびわ茶をいただきました。
帰宅した今も、祝島のひじきの煮物を毎日食べています。
我が家の定番おかずとして「普通に美味い」ひじき。この「普通」がどれほどありがたいことか。
「普通・日常にこそ神が宿る」
祝島の特産品はこちらから注文できます。本当に美味しいし、ぜひ応援のためにも一度購入をお勧めします。
祝島マルシェ https://hartland.jp/
最後の宴
夕方に仕事を終えて、今度こそ祝島の最後の晩。島の宴会に参加。
毎週1回行われるそうで、ふかふかの手作り皮の餃子をいただいた。ごちそうさまでした。
明日は早く起きるから途中で退出したが、結局岩田珈琲店で堀田さんとひとしきり話し込んでしまった。(しかも3曲の歌まで披露)
岩田珈琲店
4月7日 旅8日目 最終日
朝イチの船に乗るために船着場へ行く。
船の待合室は昨日の欠航で船に乗れなかった人たちで賑わっていた。
病院に薬をもらいに行く人、ものを運ぶ人。島にないものや用事をを済ますにはこの船はなくてはならいものだろう。
悪天候はさほど変わらないが、とりあえず船は出そうだ。
出発。
さようなら祝島の皆さん。
雨で窓が濡れて、みんなの顔が見えない。
なんだかテレビの旅番組のワンシーンのようだ。(ここでエンディングのテロップが出てくる)
帰宅後、体重を測ったら3kg太ってました。