CDプレーヤー使わないでCDを良い音で聴く方法

CDプレーヤー壊れすぎ

私は最近はApple Music中心に音楽を試聴していますが、メインで聴くのはCD音源です。理由は録音データやアーティスト、曲の解説があるから、音質もそこそこで簡便であるからです。

ところが、ここ最近私の所有CDプレーヤー自体が調子が悪くなってきました。本当にCDプレーヤーは壊れやすい…

CDプレーヤーを買い替えを考えましたが、しょっちゅう壊れるものをまた買うのはいかがなものか。
少し考えていつもはApple Musicを中心に聴いているiPad、MacBook AirにCD音源データを入れて再生してみるか…と思いました。いわゆるリッピングです。

でもただ入れるのではなく、なるべく高音質にしてみたいと思います。

そこで毀誉褒貶が多い、でも内容は納得できる点も多い、プロケーブルのサイトを参考にしました。

以前から知りながらめんどくさくてやっていなかった、この方法。この際プロケーブルの言う通り(言いなり)にしてみました。

CDをリッピングする

やることは以下

CDをMacBookに取り込み(AIFF形式でリッピング)

そのデータをiPadに読み込ませ

iPadのイヤホン出力端子から出力して

アンプに入力し

純セレブスピーカーから音楽を聴く

以上です。

やたら音飛びを起こしていたCDプレーヤーを買い換えることはやめ、読み取りがちゃんとできるCDドライブ(プロケーブル推薦のパイオニアのブルーレイドライブ)に買い替えることにしました。

https://procable.jp/hdd

プロケーブルのサイトでは機器セット済みのMacBook、iPod、iPad Proのイヤホンジャックからアンプに繋げることが書かれていますが、私は普通のiPad(2021)を使用してみます。

音楽データはAIFF形式で取り込みました。(プロケーブルによるとWAVでもいいらしい)

リッピングの方法はこちらを参考にしました

https://audio-seion.com/mac-cd-import/

ポイントは2点

読み込み方法を「AIFFエンコーダ」にすること。

「読み込み時の設定」を開いて、※“オーディオCDの読み込み時にエラー訂正を使用する”にチェックが入っているようにすること。

iPadからアンプに繋げるケーブルはプロケーブルで販売しているベルデン9451にしました。

アンプはNFJの5000円ほどで購入したデジタルアンプ。

これで聴いてみると、本当に素晴らしい。

CDプレーヤーは試聴に使う程度でちゃんと聴くには必要ないと思えるほどです。

セロニアス・モンクのMonk’s Music(1957年録音) を聴いて仰け反りました。

スクリーンショット 2022-01-18 16.12.31.png

昨日録音したみたいに新鮮な音です。ドラムスとかマジにそこで叩いているかと。

そしてジョン・コルトレーン Ballad(1961年録音)

スクリーンショット 2022-01-18 16.16.39.png

今までの音も悪くなかったとおもうのですが、全く異次元の音になってしまいました。

ため息が出ました。

このサックスの色気は今までの5割マシマシ。

クラシックも聴いてみました。

ウェルザーメスト指揮クリーブランド管弦楽団のシューベルトとクルシェネク(2020年録音)

スクリーンショット 2022-01-18 16.30.10.png

こういう音だったのか!とショックを受けました。クルシェネクのような現代的な音楽は音の立ち上がりが良いと本当に素晴らしい。

音の存在感が素晴らしく、一体今まで聴いていたのはなんだったのか!と思えるほどです。

さらに純セレブスピーカーで聴くと、はっきりと違いがわかると思います。

まとめるとこんな構成

普通のiPad(CDをパイオニアのBlu-rayドライブで、AIFFフォーマットでリッピング、 Musicアプリで再生)

ベルデン9451ケーブル(プロケーブル製)

NFJデジタルアンプ

アマゾンで買った安いスピーカーケーブル

純セレブスピーカー

これがベストとは思いませんが、このくらいの組み合わせでも明確に違いがわかりました。

このやり方で聴いて、CDプレーヤーがダメなだけで、CDの音自体が悪いわけではないということがわかりました。

必要にして十分な音質です。

かかったコスト

iPad 5万円

ケーブル(プロケーブルから購入) 3千円

デジタルアンプ 5千円

純セレブスピーカー(自作) 2千円

Blu-rayドライブ 1万8千円

計約7万8千円です。これでびっくりするほどのいい音で聴けます。

しかもかかった金額のうち5万円がiPadなので、実質2万8千円のオーディオ機器で高音質で音楽が聴けます。CDドライブを買わないなら1万円です。

純セレブスピーカーだからこそ実現できるハイコストパフォーマンスでしょう。

100万円のオーディオにも本当に勝っているかもしれないですね。

この音は毎月開催するお寺で純セレブスピーカーで聴けるようにしたいです。

参考までに

AIFFというファイル形式は非圧縮のためメモリを食います。(外付けのHDDかSSDが必要になるかも)

今まで聴いたCDを全部iPadにぶち込みたい衝動駆られる。(これは私が注意しないといけないです)

別途パソコンや質の良い外付けCDドライブが必要ですが、取り急ぎ、ありあわせのCDドライブでも良いでしょう。

発展的に考えれば、古いMac(機器セットにして)をミュージックプレーヤーとして使用して常に高音質で音楽が楽しめることもできそうです。

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